希望の灯学園

設立の趣旨

1880(明治13)年パリ外国宣教会のフランス人宣教師A・ブレル神父は、まだ潜伏のままでいるキリシタンを探して司牧していましたが、新生児の間引きや堕胎が行われていることに心を痛めていました。そのために師は、それらの行為の矯正に全力を尽くされる一方、「最も小さな人々」の一員である孤児や貧困、病弱家庭児の積極的な救護を志しました。そしてシスター達の協力を得て1880年8月10日養育事業を創立しました。これが「鯛之浦養育院」の起源であり、現在の「希望の灯学園」の前身をなすものです。
経営主体
社会福祉法人 ブレル会
園名
希望の灯学園
所在地
〒853-3321 長崎県南松浦郡新上五島町鯛之浦郷303-6
電話
  0959-42-0204
創立年月日
1948(昭和23)年1月1日
児童定員
35名

希望の灯学園 園歌

作詞・斉藤澄子  作曲・伏木幹育

あふれる みどり 広がる海原
ここに生きずく 希望の子らに
今日も聖母の 恵みのみては
うるわしき みちを示さるる
ああ たのしきかな ともしびの園

そびえるやぐら あおき空
ここにめざめる 希望の子らに
今日も聖母の あたたかき目は
ゆきてを守りて そそがれる
ああ なつかしきかな ともしびの園

沿革

1880年8月10日

Aブレル神父 創設

1912年

育児専用棟改築

1924年

院舎増築

1934年

ブレル師帰天50周年記念事業として院舎212m2増築

1948年1月1日

児童福祉法による認可、定員30名となる。

1955年4月1日

定員40名に認可変更

1956年9月

建物330m2改築

1960年12月1日

定員50名に認可変更

1967年1月10日

運動場拡張工事 
記念聖母像建立

1967年8月10日

社会福祉法人ブレル会設立

1971年4月1日

改築を期し「鯛之浦養育院」の名称を「希望の灯学園」と改称。

1980年3月15日

創立100周年記念式典挙行

1994年2月28日

図書室・物置増改築工事完了
自主訓練ホームナザレト館設置

1994年4月1日

定員35名に認可変更

2003年

心のケアのための家としてブレル館設置

2004年4月

ナザレト館でのグループホームケア開始

2005年4月

石井十次賞受賞

2005年7月

ナザレト館増改築工事完了

2005年8月

創立125周年

2006年4月

心のケア「ひなたぼっこ」設置(心理室)

2007年6月

ブレル師生誕160周年記念行事
パリ外国宣教会日本管区長シェガレ神父来園

2010年4月

創立130周年記念行事(年間を通じ記念する)

2010年7月

秋篠宮親王同妃両殿下ご視察(つばき記念植樹)

2011年3月

耐震補強工事完成

2012年3月

第三者評価受審

2013年5月

小規模グループケア分園型設置(カナの家)

2015年

創立135周年記念
グランド・フェンス・外壁塗装・ベランダ改修工事

2016年

駐日教皇大使ジョセフ・チェノットゥ大司教と交流
三菱重工野球部「さようなら教室」

2017年

なかよし館使用開始